i1PLKL3q4TInp_1C8BhyK2-qQGr4lQiFBXUpfZkV-74 低AMHでも仕事と両立できる!採卵スケジュールと仕事の工夫【不妊治療の実体験】 - 薬剤師の自由な働きかた

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低AMHでも仕事と両立できる!採卵スケジュールと仕事の工夫【不妊治療の実体験】

低AMHでも仕事と両立できる!採卵スケジュールと仕事の工夫【不妊治療の実体験】

低AMH(抗ミュラー管ホルモン)の女性にとって、採卵スケジュールを管理しながら仕事を続けることは大変です。

不妊治療をしたことがあるカップルのうち、仕事との両立をしているのは約50%と言われています。逆に、仕事と両立ができなかったカップルは4組中1組と言われています。(厚生労働省 不妊治療と仕事の両立サポートガイドブック参照)

この記事では、フルタイムで働く私の実体験を基に、仕事と治療を両立するための具体的な方法と工夫を紹介し、以下のような読者の悩みに答えます:

  • 初めての体外受精や採卵で、通院が多くて大変なのでは?
  • 仕事をフルタイムで働いているけど、両立できるの?

低AMHの採卵スケジュールについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

採卵スケジュールと仕事を両立する方法【体験談】

採卵スケジュールは非常にタイトですが、仕事と両立するためには工夫が必要です。以下に私が実践した具体的な方法を紹介します。

実際にどのタイミングで仕事を休んだかも合わせて紹介します。

スケジュール調整

通院日の計画

  • 事前に医師へ相談: 仕事と治療を両立したい旨を伝え、スケジュールを調整します。これにより、通院回数を最小限に抑えることができます。
  • 通院日を調整: 早朝や夕方の予約枠を確保し、勤務時間に影響を最小限に抑えるようにします。

フレックス勤務や有給の活用

  • フレックス勤務: 通院後に出社したり、早めに退勤して通院することで、仕事への影響を最小限に抑えます。
  • 有給の計画的取得: 休みが必要な日は、有給を計画的に取得します。

具体的なスケジュールと実体験

生理3日目(初診・検査)

  • 全休を取得: 採血とエコー検査後、ドクターと今後の刺激方法やスケジュールについて相談。自己注射の指導もあり、2時間ほどで終了。

診察時間はあまり長くないため、半休でも対応可能です。

生理10日目(発育確認)

  • 仕事は休まず: 勤務後に受診。採血とエコー検査、ドクターと今後のスケジュール確認で1時間10分ほどで終了。

生理13日目(採卵日)

  • 全休を取得: 麻酔の影響もあり、当日はゆっくり休むことをおすすめします。少し痛みも出ることがあるため、リラックスして過ごしました。

結果的に、2日間の休みで対応できました。生理3日目は半日休みでも対応可能です。

採卵スケジュールをうまく乗り切るための準備

採卵周期は、通院や自己注射、体調の変化などで忙しくなります。
事前に準備しておくと、仕事や日常生活への影響を最小限に抑えられます。
ここでは、採卵スケジュールをスムーズに進めるために、私が準備しておいてよかったことを紹介します。

仕事のスケジュール調整

  • 事前に調整: 採卵周期に入る前に、必要な休みを予測し、上司や同僚と調整します。
  • フレックス勤務・有給の計画: 事前に計画を立てておくと安心です。

私は生理3日目と採卵日に休みを取りましたが、生理3日目の通院時間は短いため、半休でも対応可能でした。
事前に調整することで、職場に迷惑をかけずに治療を進められます。

自己注射や服薬の準備

  • 自己注射のスケジュール: スケジュールをメモし、アラームを設定します。
  • 薬剤の管理: 針や薬剤の管理を徹底し、冷蔵保存が必要な薬の保管場所を確保します。
  • 出張や外出時の対応: 必要なら医師に相談し、スケジュールを調整します。

自己注射が必要な場合、初回はクリニックで指導を受けますが、その後は自宅で対応することが多いです。

採卵日前後の体調管理

  • 健康的な生活習慣: カフェインやアルコールを控え、バランスの良い食事を心がけます。
  • 無理せず休む: 採卵後はゆっくり休めるようにスケジュール調整します。
  • ゆったりした服装: 採卵前にお腹の張りが気になる場合があるため、ゆったりした服装を準備します。

採卵前はホルモン変化による体調の波があり、お腹の張りや軽い痛みが出ることがあります。
また、採卵日は麻酔の影響もあり、体が重だるくなりやすいので、ゆっくり休める環境を整えておいてよかったです。
特に在宅勤務ができる人は、翌日もリモートワークにすると負担が軽減できます。

メンタルケア

  • 治療経験者の体験談を読む: 共感できると気持ちが楽になります。
  • 信頼できる人に相談する: 気持ちを言葉にするだけで安心できます。
  • 趣味で気分転換: 治療のことばかり考えず、趣味で気分転換を図ります。

不妊治療は先が見えず、不安になることもあります。
採卵周期は通院が増えるため、ストレスをためない工夫も大切です。
私は、同じように治療をしている人のブログを読んだり、クリニックの情報を集めたりして、不安を減らしていました。
また、「自分のペースで進めれば大丈夫」と考えることで、焦りを軽減できました。

まとめ:仕事と治療を両立するためのポイント

スケジュール管理と工夫次第で、仕事と両立しながら採卵を進めることは可能です。以下のポイントを押さえて、無理なく治療を進めましょう。

  • 通院日の計画とクリニックの予約最適化: 通院回数を最小限に抑えます。
  • フレックス勤務や有給の活用: 無理なく調整します。
  • 自己注射や体調管理の工夫: スムーズに治療を進めます。

私自身もフルタイム勤務を続けながら採卵に挑戦し、事前準備と調整のおかげで、大きな負担なく乗り切ることができました。

自分のペースで無理なく進めることが大切です。焦らず、自分に合った方法を見つけていきましょう。


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低AMHの採卵スケジュールについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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