「薬剤師は対面業務が基本」と思われがちですが、実はリモートワークで稼ぐ選択肢がどんどん広がっています。
特に、オンラインサービスの普及や医療分野のデジタル化が進む中で、薬剤師が自宅にいながら収入を得ることも十分可能になっています。
リモートワークが出来ると、場所を選ばずに働くことが可能です。
この記事を書く私は、薬剤師で、リモートワーク歴は4年ほど経験があります。
こういった私が解説します。
また、実際に薬剤師でリモートワークしている方々や募集案件も調査しましたので、その事例も紹介します。
今回の記事では、自宅にいながらリモートで稼げる薬剤師の仕事についてお伝えします。
在宅勤務は可能?リモートで働ける薬剤師の仕事とは?

では、具体的にどんな仕事があるのでしょうか。早速チェックしていきましょう!
オンライン服薬指導で在宅でも患者対応が可能に
最近では、ビデオ通話を活用したオンライン服薬指導が広がり、自宅にいながら患者対応ができるようになりました。
例えば、通院が難しい高齢の患者に対し、薬の説明や服薬指導をオンラインで行うことが可能です。
薬局に足を運べない患者の負担が減るだけでなく、薬剤師も柔軟な働き方を実現できます。
医療ライターやメディカルライティングで専門知識を活かす
薬剤師の知識を活かせる仕事は、患者対応だけではありません。
例えば、医薬品や健康に関する記事を執筆する「医療ライター」や、製薬会社の製品パンフレットや各種情報コンテンツを作成する「メディカルライター」は、リモートで取り組める仕事の代表例です。
特に、エビデンスに基づいた正確な情報を求める医療業界では、薬剤師の専門性が重宝され、高待遇の案件も多くあります。
企業薬剤師やコンサル業務でリモートの働き方が広がる
薬剤師の活躍の場は、調剤薬局や病院だけではありません。製薬会社や医療系企業での薬事薬事申請や、医療コンサルタントとしてのアドバイザリー業務など、リモートで働ける選択肢が増えています。例えば、医薬品の副作用情報をチェックする業務や、製薬会社のマーケティング支援などがあり、経験やスキルを活かしながら在宅で働くことも可能です。
リモートワークで稼ぐ薬剤師のリアルな事例

Aさん(女性 パート薬剤師×医療ライター)
子育てをきっかけにフルタイムでの薬剤師の仕事から転身し、医療ライターやセールスライターとして働いています。ライフチェンジに合わせて、医療ライターの仕事を始められ、子供との時間を確保できるようになりました。
B さん(女性 オンライン薬剤師)
薬剤師チームとしての仕事と、お客様サポートの仕事を9時〜16時勤務のフルリモートで働いています。
Cさん(男性 企業臨床開発職)
週の半分はテレワークで、CRA の仕事をしています。デスクワークも多い仕事なので、自分自身でテレワークの日程を調整できるのが助かります。
Dさん(女性 リモートエンゲージメントMR)
子育てと仕事と両立したいと考えて、在宅勤務が基本となる リモートエンゲージメント MRになりました。9時から18時までのフルタイムできっちり働きながら、朝や夜などの時間に心の余裕ができました。
薬剤師の仕事の幅広さや、自由度の高さを感じますね。
薬剤師の活躍範囲は広いので、気になる職種の先輩の話を聞くのもおすすめです。
薬剤師のリモートワークには課題もある

募集案件数が少ないという課題
薬剤師としてリモートワークをしたい!と思って求人を探してみたものの、「リモートOKの薬剤師求人がほとんど見つからなかった…」とがっかりしたことはありませんか?
確かに、薬剤師のリモートワークの案件はまだ多くありません。
しかし、これは変わりつつある現状です。
「医療のデジタル化」や「オンライン診療の拡大」が進んでおり、オンライン服薬指導の需要も増えてきています
「医療×IT」分野の成長により、薬剤師が関わるリモート業務が増えています
アマゾン薬局やコストコ薬局などもその例ですね。
薬剤師のリモートワークは、どんどんチャンスが増えているのね。
未経験だとリモートワークは厳しいか?
オンライン服薬指導やライティングって未経験だと無理では?
実は、リモートワークの多くは未経験からでもスタート可能です。もちろん経験がないと難しいものもありますが、私自身、臨床開発業務は未経験でしたが、リモートワークは問題なくすることができました。
業種が未経験でも、過去の業種の経験だったり大学での勉強の経験が生きることもあるので、経験の棚卸しがとても大切です。
未経験でも始めやすいリモートワーク
- 企業専門職 データマネジメント、薬事などはリモートでできる仕事が多い
- オンライン服薬指導 講習会や会社の研修制度などもサポートが複数存在
- メディカルライティング 過去の業務経験や薬学的知識を活かすことができる



薬剤師がリモートワークで稼ぐために今挑戦すべき理由

最初の一歩を踏み出すことが成功のカギ
リモートワークの選択肢が増えた今、薬剤師が自由の働き方を手に入れることは、決して難しくありません。
しかし実際に収入を得るには、「まず行動すること」が何より大切です。
例えば、オンライン服薬指導の求人を探してみたり、医療ライティングの副業に応募してみる、企業薬剤師のリモート案件をチェックしてみるなど、できることもいろいろあります。
最初の一歩を踏み出すことで、今まで想像もしなかった新しいキャリアが開けるかもしれません。
小さな挑戦から始める
「いきなりフルリモートで働くのは不安…」という方は、副業からスタートするのもおすすめです。
週に数時間でも、オンラインで仕事をする経験を積むことで、リモートワークの働き方に慣れ、自信をつけることができます。
そして、挑戦を続けるうちに「この仕事ならもっとできそう!」という手応えを感じられるようになり、やがてリモートワークを本業にする道も見えてくるはずです。
今すぐリモートワークの求人をチェックしよう
リモートワークで稼ぎたいと思ったら、まずは求人を探すことから始めてみましょう!
以下のサイトでは、薬剤師向けのリモートワーク求人が多数掲載されているので、ぜひ最新の情報をチェックしてみてください。
おすすめ度 | 案件数 | 強み | 弱み | |
マイナビ | 48600件 | 大手人材会社経営で、企業案件が豊富 対面面談(オンラインも可)によるていねいなサポートで、テレワークや働き方の希望を伝えられ、転職先のミスマッチが少ない | 🔹派遣求人がない 🔹人によっては、対面のヒアリング(60分~120分)が長いと感じることも | |
ファルマスタッフ | 51900件 | 🔸好条件、高給与の調剤薬局求人が豊富 🔸臨床開発や品質管理などの案件もある | 🔹企業求人が若干少ない | |
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